よく言われることに、「こういうことになるのを回避するチャンスが何回もあったにもかかわらず、こうなったことは遺憾の極みである」というコメントがある。
だがよく思い出してみよう。
少なくとも、そうなる前に26回のチャンスが与えられていたにもかかわらず、9回裏ツーアウトの場面、ゴロを打った打者は、必ず一塁ベースに向かってヘッドスライディングする。(※)高校野球ではおなじみの光景である。
つまり、野球とは本質的にそう動くものなのである。本当は、野球ファンも、選手のそういう姿を見たいのである。
※本当は、一塁キャンバスを走り抜けた方が到達時間が短いといわれている。
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