Tuesday, June 29, 2004

無性生殖

4週間前にパキラの取り木を試みた。

 観葉植物としてよく知られているパキラは、非常に「切り戻し」に強い。
 我が家のパキラは、私の予備校生時代から飼い始めているので、かれこれ7年目になる。その間植え替えを一度実施したが、基本的に伸ばし放題にしていた。

 パキラは、伸ばし放題にすると、まるで椰子の木のようにひょろ長くなった茎の上に葉っぱがふさふさとした風体になる。それでも別に枯れはしないのだが、やはり見栄えがよいものではない。また、何だが根本からぽっきりと折れそうになって何だか不安である。

 そこで、幹の中程から「取り木」を試みた。冒頭に書いたとおり、パキラは切り戻しに強い。上手くすると、梢側・根本側の2本に増やせるかも知れない。

 ところが、4週間前に皮をはぎ、水苔の上からサランラップで覆った茎からはいっこうに発根が得られない。皮のむき方が浅かったのかと思い、さらに削ってみたが特にそのようなことはなさそうだ。

 こんなこともあろうかとホーマックで買っておいた植物ホルモン「ルートン」を少量の水で練り、改めて剥皮したところに塗りつけてみた。これで発根しなければ、ただ単に木を傷めただけのことになる。

 G-CSFやEspoに比べれば安いものだが、果たしてこれは効いてくれるだろうか。やや心配である。

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