Friday, August 20, 2004

お盆休み中のニュース(1)

コンサドーレが酒気帯び運転・新居辰基の契約解除を決定

 とても悲しいニュースだ。

 新居・中尾両選手のしたことは恥ずべき事である。とてもプロとしての自覚があるとは思えない。しかし、私が本当に恥だと思うのは、二人とも札幌のサッカー選手であるにもかかわらず、試合にあった日にススキノで飲酒し、車を運転して帰るということを(飲み屋のお姉ちゃんなり親父なりも含めて)周囲の誰もが止めなかったということだ。

 コンサドーレ札幌は、今まで「地域密着」をテーマに成功したクラブの一例として、川淵チェアマンの時代から褒められてきたチームである。ところが、今回の事件は「二人ともサッカー選手でありながら、敗戦の夜に酒を飲ませた店があった」か、「そもそもプロサッカー選手であると店の人間が気付かなかった」かのどちらかであることを物語っている。
 前者だとすれば、元監督のH谷氏にもその責任の一端があると思えるのだが。そもそもコンサドーレの選手がシーズン中に痛飲するなどと言うことは、氏が監督に就任してから始まった事であるからだ。

 
 また、昨年に続き2年連続で不祥事を起こしてしまったことから、来年3月をめどに、宮の沢練習場近くに20人規模の寮を新築することを発表。24時間体制で選手の管理に努める考えを示した。寮長には村野管理部長を充てる方針。


 石水社長がチームにいろいろと施しをしてくれるのは本当にありがたいことである。今までコンサドーレに投資された「白い恋人」の資金を考えると、本当に頭が下がる。
 しかし、現状を見ると、今のコンサドーレ札幌は本当に市民、道民と密着できているのだろうか、と考えざるを得ないのである。

 本来は「ススキノでコンサの選手を見かけたら、捕まえてとっちめる」ぐらいなのが、本来のサポーターの姿なのではないかと思う。

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