Tuesday, August 31, 2004

模試終わり

何だか24時間くらい無駄にした気がする。
しかも、こんな時期にこんなものまで買ってしまって、果たして自分はろくなものになるのだろうかという気がする。

だってあと半年したら全く同じパッケージ内容がこんな値段でしか買えなくなるんだぜ。

ここはマックロソフトに魂を売ったとか何とか言われようと、今買うしかない。
そんな気がして、たまっていたヨドバシのポイントで手に入れた。

本当は何となくPDAが欲しかったのだが、「今買う必要がない」ということと、「自分でコードが書けなければ面白くない」という困った性格が災いして、結局開発環境に投資してしまった

--。
国試終了後の空白の一ヶ月間に使うのもよし。
その後の一ヶ月+一年の空白の期間に使うもよし。

・・・・。
・・・・・・・・・・・。

Saturday, August 28, 2004

事実の羅列

賃金未払いで中国人実習生11人が勤務拒否 室蘭[asahi.com]
看護師受け入れへ研修制度 フィリピンとのFTA交渉[Yahoo! 共同通信]

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 一つ一つの記事は事実の羅列にすぎないが、こうして並べて書くと、時に非常な悪意の発露に見えるわけで、blogを書く上で気をつけねばならぬ事の一つである。
 コメントは、もう少し熟成させてから出したい。

Friday, August 27, 2004

晴れの日が続くがずっと昼夜逆転

毎日新聞:余録 2004年8月24日 東京朝刊

 そもそも牛乳のカルシウム含有量は、牛が食べる牧草地の土壌にも依存する、という説もある。と言うことはその国の土壌と、牛乳を飲む国民の気質には関連性があるかも。(こんなのは医学ではありません)
 かくいう私も小学校高学年頃から、中学生くらいまでは牛乳1リットルくらい毎日飲んでいたものだ。今ではすっかり乳糖不耐。

某ネットバンクでのお話[TOTOROの自堕落 日記]様。やじうまWatch経由。
こわいよう。やはり「送金専用口座」にしとこう。

ネットのリテラシー教育を[毎日MSN]
 杉原さん  10歳児でも同じような事件が起こしうると見ています。そもそも、親は学校について勘違いし、子供のことのすべてをやってくれるところだと思っています。子供にとって担任は神様のようなものという神話もまだ生きています。朝、出掛けにけがをした子供に親が「保健室でみてもらいなさい」といったという話があるくらい、何でも学校まかせ。教員にもそのような意識が残ってます。

 ある意味、患者・病院・医者の関係にも言えることだと思った。

判定に泣きリベンジならず グレコの笹本[毎日MSN]

このタイトルだと、「ヘンな判定にグレてしまった笹本選手」みたいだ。

Tuesday, August 24, 2004

N-3人は何をする?

五輪選手や関係者のブログは禁止 IOC[cnn.co.jp]

>理由は、選手やコーチが報道記者のように働くべきではない、という方針のため。

 この記事をよく読むと「五輪に関連する」文章を公開することを禁じているのである。つまり「きょうダーリンのナンシーから飼い犬のジェニーに子供が出来たってメールが来たぜ」ならかまわないだろう、と思うのだが。

 ぱっと見、「報道機関の利益を守るために」なんておやめになった某球団のオーナーみたいなことを言う、と思った。が、実際我々は、厳密には「テレビ(新聞)の中のアテネ」しか知らないわけである。そういう意味で言えば、やはりブン屋さんの取り分というのも確保せねばならんかな、という気もする。

 しかし、ブログがなぜブログたるかと言えば、それが(担当デスク・キー局など)何らの検閲を受けないメディアであるからだ。少々大げさな言い方をすれば、今まではほとんど選手(文字通り「選ばれた」人々である)と地元の人々のものであった五輪が、Webを通して選手個人個人から世界中の人々を巻き込めるものに発展する可能性だってあるわけで、もう少し何とかならんかな、と思う。

 さらに困ったことに、活字にしても映像にしても、既成のメディアというものは、一度に流せる情報の「枠」が決まっている。私はクレー射撃を生中継で見て、これほどまでにリズム感、スピード感のある種目だったのか、と改めて気付かされた。だが、日本では新聞にも電波にも、クレー射撃の事なんか大して載っていない。

 ある競技にN人の選手が参加すると、同順位が無い限りN-3人の敗者(メダルの当たらない人)が発生するわけで、滞在費もかかるものだから、結局のところそれらの敗者は「おまえらとっとと帰れ」と言うことになる。アジア杯終わってからあれだけ注目されていた山本ジャパンなんか、もうそろそろ反省もなしに「なかったこと」にされそうだ。

 良いんじゃないの、予選落ちした選手とかが「選手やコーチが報道記者のように働い」たって。どうせテレビ局のキャスターだって元「選手」のタレントアナばっかりなんだから。

 それこそYahoo!だとか、オリンピックの公式スポンサーになっているIT関連企業はいっぱいある。どうせなら「オリンピック公式ブログ」もつくれば良かったのに。

 よかった、私は見る方で。

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 私のような人間は、ついどうしてもこんな事を考えてしまう。
 今、アテネなんか行ったら、おみやげ用の記念「金メダル」なんかがいっぱい売られてるんだろうなあ。柔道の井上選手なんか、そんなの見てがっくりしてるんでないかなあ。

 そもそもオリンピック本大会まで来て「予選」というのが、どうも引っかかる。女子サッカーなんか、内容としては1勝2敗にもかかわらず「8強入り」なんて言われて、一番歯がゆいのは本人たちではないのか。

結構な思いつきというものは

 実現するのに普通は10年、異様に短くて5年は要するものだ。特にこうしたものは。

医師免許をICカード化 医療の安全、効率向上狙い[北海道新聞]

問題点

 ICカードの容量ってそんなにあるのか?教授クラスならいろんな学会10コくらい普通に入ってたりするものだが。
 免許証に学会登録情報を入れる、ということは、学会に国がお墨付を与えるというわけで、日本内科学会と日本ホリスティック医学会を同等に扱うわけか?と、誰かが言い出しそうな気がする。・・・い、いや、別に私が言っているわけじゃありませんよ。断じて。
 そもそも、ICカードに「持ち歩く情報」として入力しなければならないものなのだろうか?医者には医籍登録という一意のIDがあるのだから、むしろその登録番号と、所属学会を結びつける公的データベースを厚労省がつくればいいだけの話。それこそ堅気衆がWebで検索できるようにしておけば十分ではないか。
 たぶん、そうしたのではあまりに簡単すぎて、金が動かないのだろう。

さんすうの じかん

  (一)昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいませんでした。
    (ビートたけしのウソップ童話)

  (二)昔々、おじいさんとおばあさんが、いっぱいいました。
    (クレヨンしんちゃん)

 二発かましたところで、本題に入る。

  (三)昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。二人のうちには皿のついた天秤量りが一つありましたが、残念なことに、きちんとしたおもりがありませんでした。
  そこで、おばあさんは、おじいさんにお金を20文渡して、町でおもりを買ってくるように頼みました。

 <条件>
 甲、天秤を使って1匁から10匁まで、1匁単位で量れるように買う。
 乙、n匁のおもりの値段はn文で買える。
 丙、おもりを買うと、店の人は一つ一つきちんと包装してくれる。
   しかし、その包装代は別料金で、一包みにつき一文とられる。
 丁、おつりはおじいさんのおこづかい。
 ※天秤に目盛りを刻むのは反則。

さて、おじいさんはいくつのおもりを、どのように買えばいいか。

 まあ、答えは簡単だが、ではn匁量るときの最小代金は、と考えると結構な暇つぶしになる。

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 朝飯を買いに行ったら、丁度代金が444円になった。朝から縁起が悪い、と考えるか、それとも朝に4を払う(死を祓う)事が出来た、と考えるか?

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よいこのみんなへ!
はじめていく ぎんこうや ゆうびんきょくでは、
 ・おきゃくさんが なんにん いるかな?
 ・なんにんの ひとが はたらいているかな?
 ・ぼうはん かめらの かずは いくつかな?
かならず かぞえて みよう。
じんせい おいつめられたときに どうするかは いつも かんがえておこう。

Sunday, August 22, 2004

駒大苫小牧、打撃戦制し初優勝

駒大苫小牧、打撃戦制し初優勝
こんな時に言葉なんか要らない。

うわーーーっっ!
勝ったー!!!
苫小牧方面に
総員敬礼!!

我々は媒体にすぎない

 医者は善悪を判断できない。少なくとも、我々が生きるこの21世紀においては、そう規定されていると考える。
 難しい言葉を使えば「父権主義(パターナリズム)の否定」ということである。「患者にとって良かれと思うことを、医者であるあなたが判断するな」ということだ。


 医者になろうと思って医科大学に入り、純真な気持ちを持っていた頃、ずいぶんこれについては考えさせられたものだ。
 日々、それなりの困難の中で前に進むためには、どうしたって世界を「自分」中心に構築しなくてはならない。「オレがこうしたいから」という気持ち、「他の誰よりもオレの方が良い仕事が出来るようになりたい」という気持ちが無ければ、とても研鑽と言ったものは成立しないのだ。つまり、自分の中に「がんばる自分は善、怠ける自分は悪」といった価値観を醸成することが求められる。

 しかし、それまで事実上「医療者主体の医療」であった現場が、「患者さま主体の医療」でなければならない、という概念が浸透してきた。冒頭に述べたとおり、ここで私はその善悪を言わない。だが、正直なところ、医療者にとってそれはまるで「自分」の否定であるかのような感じを受けるのも確かなところなのである。特に、「医療者主体」であった世代の医者を師として教えを請うていれば、ますますその感は強まるのである。


 一時方々のblogで流行ったネタに、「アリ社会の中にも怠けアリが3割程度存在する」と言うものがあった。世の中には、明らかに「がんばれない」人々が存在する。一方、医科大学の同級生というのは、どういう形にせよ「がんばることの出来た」人たちである。私の生まれ育ったのは道央の炭鉱街だったが、大学に入ってみてまず驚いたのは「何でこの人たちは皆『話せばわかる』のか?」と言うことだった。


 ある時、教養課程の教授が、講義中に漫画を読んでいた学生のもとにつかつかと歩み寄り、猛烈に頭をひっぱたいたことがあった。当然私は、教授の行動に対し、学生の側から時間的間隔は開くかも知れないが、何らかの報復行動が起こるものと踏んでいた。
 暴力をふるう教員に対しては、生徒の側からも暴力の可能性が常に存在する。少なくとも中学校では、それが常識だった。
 だが実際、そういうことにはならず、つまりここの学生たちは暴力に対する免疫が無いのだ、という結論に落ち着いた。

 だが、この(医学生の)集団を標準と考えていたのでは、同時に人生に於いて重大な間違いを犯すことになるだろう、とも思った。


 我々人類は、全員が「がんばることの出来る」人間ではない。もし全員が「がんばることの出来る」人たちであれば、内科学の教科書の一章を「肥満」や「動脈硬化」が占めるはずもなく、糖尿病に対する運動療法の効果は、実に切れ味の良いものになるはずだ。
 医者などというものは、むしろその「がんばれない」人々のおかげで飯を食っている。こういう結論に達するまでにはかなりの時間を要したが、これは「兵士の論理」に一種近いものがある。

 近代国家では、市民政府が下した命令に対して兵士は抗弁権を持たない。命令にはただ従うのみであり、その政策が正しいかどうかに対しては、判断の権利を持たないのである。しかし、その内容がどんなに愚かに思えようと、いついかなる命令にも答えるべく、日々兵士は訓練を積む。それを誇りとして。

 現代では、兵士も医師も、他者の目的を満たすがための「媒体」として生きることが期待されているのである。

体育雑感

自転車チームスプリントで日本が銀メダル

 NHKのアナウンサー氏、「きんメダル」と言っているのか「ぎんメダル」と言っているのか非常にわかりにくい。しかも決勝進出の時点で「日本の銀メダルが確定しました」とか言っちゃってるし。解説者が異様に気まずそうだった。

 日本語の「金」「銀」は、プロの発音を聞いても聞き取りにくい場合が多々ある。せめて「白金(しろかね)メダル」とか言ってくれないか。あっ、白金ってプラチナになっちゃうのか。アカガネって言ったら銅になるのか。

 結局金も銀も区別しなくて良いんじゃないのか。よく頑張ったんだから。

 蟹江きんさん成田ぎんさんだってペアで商品価値があったわけだし。

 でも、

 駒大苫小牧、北海道勢初の決勝進出 東海大甲府下す

 どうせならやっぱり「金」の方が良いのか。

Friday, August 20, 2004

「日本語朗読師」の導入を

鈴木健二氏が五輪アナに苦言[MSN-毎日]

 わたしのようなオッサンは、鈴木健二氏というとすぐ「クイズ面白ゼミナール」を思い出すのだが、それはさておき。
選手の言葉にも「言葉が一律で薄っぺらい」と指摘し、自ら客席で朗読を指導した。往年の“テレビの顔”が「(本は)言葉を確実に身に着けられる」と、読書の効用を語った。


 確かに、現在最も豊かな日本語の表現力を持つと思われるアナウンサーが、その能力を生かし切れない番組にいることは残念の極みである。少なくとも彼のスポーツ中継は、表現力という観点から見れば完璧であった。

 「言葉が薄っぺらい」、という問題の他にも、本来国民に正しい日本語を提供するべき職業であるはずのアナウンサーが、あまりにも日本語をないがしろにしている。それに気付くことは、もう珍しくなくなってしまった。

 あるスポーツ番組で、「ロウソクのマグワイヤ、中村紀洋選手」とアナウンサーが言ったことがあって、一瞬考えてしまった。脳内IMEから「再変換」を実施し、それが「浪速のマグワイヤ」であることに気付くには数秒を要した。

 また数年前から、「すごい楽しみです」といった表現を聞くことが多くなった。この分自体が軽薄で実にいやな日本語なのだが、気付くと自分でも使ってしまっていることがある。しかし、もちろん「すごい」の連用形は「すごく」である。しかし、公共の電波に乗るアナウンサーの日本語がこの表現を受け入れるのに、それほど時間はかからなかった。

 韓国籍の歌手、BoAも来日してからしばらくの間、NHKのアナウンサーについて徹底的に日本語のトレーニングを受けたという。ここ最近はかなり怪しい日本語に「戻って」来ているが、デビュー直後は驚くほど正しい文法を用いていたように思う。まあ、怪しい日本語を用いる我々日本人自身にも咎がある。


 いざというとき、アナウンサーの日本語には人命がかかることだってある。果たして現代のアナウンサーは、それに耐えうるだけの職業意識を持ち合わせているのだろうか、と思うことがままある。


 いわゆる「お天気お姉さん」が「気象予報士」という資格によって権威付けされたように(まあI原家の坊っちゃんはともかく)、そろそろ文部科学省国語審議会かどこかが中心となって、正しい日本語を話すアナウンサーに何らかの資格試験を実施すべきである、と考える。それを、たとえば「日本語朗読師」と名付ける。
 もちろん、今までのように容姿中心でアナウンサーを選定することがあっても良いのだが、それは「局アナ」ならぬ「局タレ」として、国家資格に基づく正式な日本語朗読師とは区別するのである。

 もちろん言葉は生き物であり、社会のあり方によって変容することは許容される。従って、各々の時代の日本語に対応するため3、4年おきに資格試験の更新試験を設けねばなるまい。

 また、放送内容を監視する第三者機関を新たに設け、(米国などでは、こうした「アーカイブ」が存在するが、日本には無い。これがいわゆる「報道被害」を立証する上で、一つの壁になっていることはあまり知られていない。)アナウンサーがしゃべる日本語を毎日チェックするのである。あまりに減点が多いアナウンサーは、資格を返上しなくてはならない。

 別に国家資格がなければ報道番組に登板させてならない、という法律まで作ることはない。それは明かな国による言論統制となるが、気象予報士の例に見るように、いわゆる「名称独占」でもそれなりの圧力をかけることは可能であろう。

魂までを罰することは出来ない

中日両国は若者教育を サッカーアジア杯「反日運動」に言及 中国駐札幌総領事が講演[北海道新聞]

 一方、小泉首相の靖国神社参拝に関して「中国では罪を犯した者は、その死後も罪を追及する。中国の国民感情を考えない参拝は問題」と批判した。

我が子を殺害 メディアが多用する「無理心中」の欺瞞[BNN]

 各マスメディアは、この事件を無理心中と報じた。確かに主婦が我が子を手に掛け、自らも命を絶ったことは無理心中にほかならない。
 しかし、家庭の金銭問題、あるいは子どもの障害など深刻な事情があったにしても、これは殺人事件と呼ぶべきではないか。

 日本人には、「魂を罰する」という概念が存在しない。この2件のニュースは端的にそれを物語っている。

 確かに、刑法には禁固・懲役といった刑罰が規定されている。殺人や外患誘致など、重大犯罪に対しては死刑の規定もあり、実際に施行している。一見、日本は犯罪に対して、実に厳しい刑罰を持った国であるように見える。
 しかし、同時に日本国憲法第36条には、「公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」と書いてある。ここには、本質的な人間の尊厳というものを至上に尊重する態度が表れている。つまり、「違法行為に対しては罰するが、生きている人間の魂を罰しない」ということである。

 キリスト教的世界では、「死後裁きに逢う」という言葉がある。この言葉の真意は、「この世に生きる人間には限りなく真実に近づくことが出来るが、決してそれを手に入れることは出来ない。真実は神のみが知るものだ」というところにある。
 米国で、事実上一審制の陪審員制度が普及しているのも、結局はこの世界観が元になっている。真実かどうかをとことんまで追求するように見えながら、その実は、陪審員という、一般社会のメンバーを巻き込んで、起こりえるマチガイに対する責任を分担する仕組みなのである。
 死刑廃止の議論においても、必ず「人間がやる裁判には必ず冤罪を起こす余地がある。そんなことで人の生死が決定されることがあってはならない」という意見が出てくる。

 養老孟司先生が「逆さメガネ」で書いていることだが、日本人には死人がよみがえって何か悪さをするという概念は、本質的に無いのだという。ところが、中国人は今だに毛沢東先生の肖像画を崇拝する人がいるように、死んでもなお権勢を保ち続ける人物というのがいる、と考える。


 靖国参拝に反応する中国。死刑を恐れない宅間守のような犯罪者。テロ抑止のためなら容疑者に対する拷問もやむなしとする米国世論。

 これらの事象を見るとき、果たして我々に魂を罰する事が許されるのか、というのが根本的な問題であるように思う。そして我々は無意識のうちにそれに否と答えているのである。

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 だがもし、子供に次のように聞かれたらどう答えればいいのか。
「ねえ、死刑になる覚悟があったら人を何人殺しても良いんでしょ?」

精密機器の軽量化に対する一考察

屋根裏からパソコン釣り43台 静岡[MSN-毎日]

最近のノートはずいぶん軽量化が進んだものだ。


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すいません、思いつきで更新するようになっちゃって。

お盆休み中のニュース(2)

F2戦闘機、調達中止へ…高価で性能不足[Yomiuri Online]

だから言ったろう。グリペン買え、グリペン。

 で話は終わってしまうのだが、実際軍オタ系のblogを拝見すると、F/A18スーパーホーネットが有力と見る声が大きい。だめだそんなの。ホーネットは艦載機なんだから、ついでに空母まで欲しくなってしまうではないか。

 そもそも調達中止となったF2の原型は、F-16である。そもそもF-16の設計思想は、「F-15が1機買える予算で2機買える」安くて小型軽量な戦闘機である。それがいつの間にか、大型戦闘機のF-15より高い値段になってしまったわけで、そんなモン買ってられるか、というのは実に率直な感想である。ちなみに現在F-15を装備しているのは、米国・サウジアラビア・イスラエル・日本の4カ国だけである。他の国には高すぎて買えないのである。

 F-16の原型初飛行は1979年。開発はジェネラル・ダイナミクスであったが、同社は93年に航空機部門をロッキード社に売却。ここに新生ロッキード・マーチン社が誕生する。ちなみに現在もジェネラル・ダイナミクスはM2ブラッドレイ歩兵戦闘車等を主力商品に、軍事産業の中心の座を維持している。
 時同じくして、我が国では次期支援戦闘機FSX:Fighter Suppot X計画が持ち上がる。
 当時三菱重工を中心とする「純国産」の開発方針であったが、米国から強烈な横やりが入り、F-16ベースで開発が進められることになる。
 新型F-2の形が見え始めてきた頃、今度は米国議会から「F-16のような新鋭機の技術を日本に譲渡すべきでない」というクレームが付く。日本側が開発の過程で得られた新技術は原則として米国にそのまま供与、というある意味屈辱的な契約条件を結ぶことで、何とか開発は続けられてきた。
 しかし、原型初飛行を終えたF-2に、飛行中主翼に亀裂が入るというおよそ航空機としては致命的な欠陥が判明。主翼部分の補強など付け焼き刃な設計変更がなされたが、本来は材料工学の段階から見直すべき問題であった。

 価格の面から考えれば、陸上自衛隊の小銃(1丁35万円)だって、ロシア製(AK-47:工場出荷で1万5千円。東京マルイの電動ガンより安い。)にした方がいい。
 本当に開発単価を安くしたいならば、日本の工業力で大量生産して第三国に売りさばけばいいのだが・・・?

 どうも最近本気でそういうことをお考えになる方がいらっしゃるようだが、「日本のつくる武器は果たして売れるか?」という問題はまた次回に回す。

お盆休み中のニュース(1)

コンサドーレが酒気帯び運転・新居辰基の契約解除を決定

 とても悲しいニュースだ。

 新居・中尾両選手のしたことは恥ずべき事である。とてもプロとしての自覚があるとは思えない。しかし、私が本当に恥だと思うのは、二人とも札幌のサッカー選手であるにもかかわらず、試合にあった日にススキノで飲酒し、車を運転して帰るということを(飲み屋のお姉ちゃんなり親父なりも含めて)周囲の誰もが止めなかったということだ。

 コンサドーレ札幌は、今まで「地域密着」をテーマに成功したクラブの一例として、川淵チェアマンの時代から褒められてきたチームである。ところが、今回の事件は「二人ともサッカー選手でありながら、敗戦の夜に酒を飲ませた店があった」か、「そもそもプロサッカー選手であると店の人間が気付かなかった」かのどちらかであることを物語っている。
 前者だとすれば、元監督のH谷氏にもその責任の一端があると思えるのだが。そもそもコンサドーレの選手がシーズン中に痛飲するなどと言うことは、氏が監督に就任してから始まった事であるからだ。

 
 また、昨年に続き2年連続で不祥事を起こしてしまったことから、来年3月をめどに、宮の沢練習場近くに20人規模の寮を新築することを発表。24時間体制で選手の管理に努める考えを示した。寮長には村野管理部長を充てる方針。


 石水社長がチームにいろいろと施しをしてくれるのは本当にありがたいことである。今までコンサドーレに投資された「白い恋人」の資金を考えると、本当に頭が下がる。
 しかし、現状を見ると、今のコンサドーレ札幌は本当に市民、道民と密着できているのだろうか、と考えざるを得ないのである。

 本来は「ススキノでコンサの選手を見かけたら、捕まえてとっちめる」ぐらいなのが、本来のサポーターの姿なのではないかと思う。

Thursday, August 19, 2004

カラシニコフ

 新聞連載の時から注目していた記事が単行本化されたので、早速Amazonで注文しようと思った。もとより私に新聞を購読する、という習慣はないが、その日の朝コンビニに出かけて、一番できのいいところの新聞で、童心以外のものを購入することにしている。朝日新聞のその連載は、これは絶対に出版されるであろうというだけの凄みがあった。

 しかし、帰省などでうかうかしている間にずいぶんなベストセラーと化したと見え、何とAmazonでは在庫切れになってしまった。

 こういう時の対処法はいくつかあって、座して重版が刷り上がるのを待つか、あるいは大都市に住む利点を最大限に生かして自らの足で探しに行くか、それともインテリっぽく別のネット書店で置いていないかどうか確かめる、などといったところだ。

 もとより座して何かを待つ性分ではない。かといってあまりにネットのみに依存しすぎるのも不健康だ。

 最近のリアル書店(つまり、小売り店舗を持っている書店)の中にはネット上に在庫状況を表示しているところも多い。そこで一旦その書物の在庫を確かめてから、東へ20km係走って件の書物を手に入れた。

 阿呆と笑わば笑え。


 その本の名前は「カラシニコフ」という。

 本の前半は、その名の通りAK-47に代表されるロシア製突撃銃、カラシニコフについてのルポタージュである。中でも注目は、設計者であるミハエル・カラシニコフ中将とのインタビューである。

 数年前、Scientific American誌の特集では、全世界に出回っているAK系のライフルは4千万丁とのことであった。これは米国製M-16系、ベルギー製FN-FAL系、ドイツ製G3系のライフルを遙かにしのぐトップである。
 ところがこの本によると、現在世界のAKライフルは1億丁あるという。下手をすると今日の飯を手に入れるより、弾を手に入れる方が遙かにたやすい状況が生まれるわけだ。実際に、腹を空かせた武装民兵が、集落を襲撃してその数日間の食事にありつく、といった事例が本書には紹介されている。

 後半はソマリア、南アフリカに代表されるアフリカ諸国におけるNGO、またODAのあり方といったテーマで展開する。既にバラ撒かれてしまったAKライフルを回収するために、NGO、あるいは国連といった組織は何をしてきたのか?そしてそれは果たして成功と言えるものだったのか?国際援助資金といった代物は、最後にどこへ流れていくのか?

 我が国の人は兵器について語ることを好まない。それは、病院の外の人々が病について語ることを好まないのととてもよく似ている。



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 本書の他、邦訳されている銃器ルポの傑作に、ジョン・エリス著「機関銃の社会史」がある。その中から一節を引用する。(以下斜体字部分)

「第2章 産業化された戦争」より
(略)マクシムは、機関銃の開発に取り組むようになった理由について、次のような説明をしている。「一八八二年、以前アメリカで知り合った一人のユダヤ系アメリカ人にウィーンで再会したが、そのときにこう言われた。『科学や電気学なんてくそくらえだ!もし君が一財産つくりたければ、こいつらヨーロッパ人がもっと簡単に互いの喉を切り合えるようなものを発明しろ』」

 果たして、彼ハイラム・マクシムはそれを実行した。結果、水冷式マキシム機関銃は、日露戦争に於いて最も日本人を殺害した兵器として、「カタカタ」の名で恐れられたのである。

たまには意地悪に

 おそらくいい本なのだろうが、既に心電図の本はいろいろと持っている上に、どうも特殊な表現をお使いのようなので、ここに晒してみる。

砂楼の城郭[Google検索]

Sunday, August 15, 2004

なんだかなあ

お盆明けでまだ完全に頭が戻りきっていないので、難しいことを書くのは避ける。
そこで簡単なニュースのみ。

秀丸の正式版である4.11がリリースされた。

今回から追加された主な機能は以下の通り。

・SDI対応
O's editorのように、一つのウィンドウ内で複数のファイルを開くことが出来る。

・秀丸Explorer対応
何だかLynxやw3mの機能を、よっぽどつけてみたかったんだろうなあ、という感じ。
しかし、サーバー上のHTMLをFTP接続で直接いじれるかのような操作感は結構好き。

・バイナリモードの追加。
もはやこれさえあれば秀丸に何も出来ないことはないのではないか、という感さえある。

Saturday, August 07, 2004

外務大臣会見記録

・中国における反日活動

 なんだか上記ページの目次(スクロールしてページ上部を見よ)では「反日感情」となっており、見出しは「反日活動」となっているところに混乱が見え隠れしているような気がする。

 私も、アジアカップのスタジアムにいるのは「中国のサッカーファン」というよりは、「中国のフーリガン」ではないか、という見解を持っている。上海申花に代表される、派手なチームこそあれ、中国国内ではまだまだ一般市民に「スポーツを見て楽しむ」という余裕というか、そういう文化は成熟していないのではないか。ちょうど日本で言う東京オリンピック前夜みたいなものだろう。野球にしろ、サッカーにしろ、まだまだリーグとしては成熟していない。

 って、わが国を鑑みると、どうなんだ?

Friday, August 06, 2004

大きいことはいいことか?

 Gmailに対抗して、Yahoo!Mail(Japan)Hotmailなどもメールボックスの増量を打ち出している。Yahoo!は25MB、Hotmailにいたってはなんと一桁違う250MBだそうで、もう心置きなくSPAM送ってください、といわんばかりである。

 こうなると、私がわざわざ月400円、2MBで契約しているPOPメールサービスがアホらしくなってしまう。

 通常、あるプロバイダに加入した場合、そのプロバイダが提供するメールボックスを使用するのが普通だと思われるが、私はいくつか理由があってそうしていない。
 今の回線を引く際にちょっとしたトラブルがプロバイダとの間に起き、そのせいでメールボックスをそのプロバイダに預けたくない、という気持ちになったことがひとつ。
 もうひとつの理由は、引越しなどでプロバイダを変更するときにも、メールサービス提供業者をプロバイダと別に契約しておけば、余裕を持ってアカウント移転が可能になる、ということである。

 しかしながら、たとえばアマゾンの注文メールや毎月のカード支払額通知メールのように、それなりにプライバシーを必要とするメールが、どうも無料メールサービスのアドレスに届くのは抵抗がある。別にYahoo!やマイクロソフトの人がメールを検閲しているとは言わないし、金を払っているからプライバシーが守られるということでもない。

 意外と知られていないことではあるが、記憶容量1MBあたりの値段を比較すると、ハードディスクというのはCD-Rやフロッピーディスクなどよりもむしろ安いのである。したがって、各社が太っ腹になるのも、まあわからないではないのだが、それでもそんなものがタダでもらえるとなると、一抹の不安を覚えるのである。

Wednesday, August 04, 2004

何が困るかということ

最近Windows XP Homeの具合が特におかしくなってきたのでいっそのこと、と
思いVine 3.0に変更した。まあとりあえずWindowsを再インストールするまで
のつなぎなのだが、なかなかATOK無しでは日本語入力が不自由だ。

--
ほとんど「かんな」に対する文句だ。

政治とスポーツ考。

 私は乏しい知見から、以下のような認識を持っている。

 日本は湾岸戦争の時に、90億ドルの実質的な戦費を拠出した。それにもかかわらず、欧米諸国の評価から「金だけ出して人は出さない」と言われ続けた。小泉首相は、そのせいで今度のイラク戦争には積極的に自衛隊を派遣する事にしたわけである。ついでに「自衛隊は多国籍軍に参加します」なんて事まで言ってしまった。つまり、アメリカさんにはよっぽど嫌われたくなかった訳である。


 現在中国ではアジアカップの真っ最中である。日中戦争中、重慶爆撃という出来事があったせいで、重慶では日本代表がワヤなブーイングを受けた。日本代表だけならず、日本国歌にまで容赦ないブーイングが浴びせられた。

 おそらく反日感情の強い土地柄であるせいだろう。私はそう思っていたが、今晩見た済南での準決勝戦においても、日本代表には罵声が浴びせられた。審判も、これは私の主観だが、ずいぶんとバーレーンよりだったように思える。

 つまりは、中国全土において「日本嫌い」の国民感情が浸透しているのではないか。日本時間土曜日の北京で行われる決勝戦においても、同様の事態が起これば、私はそれを確信することになるだろう。

 ここに、外務省が出した「中国に対する2000年度円借款供与について」という文書を見つけた。これによれば、2000年度の時点で、「中国に対する円借款の総額は、2兆6,507億700万円」であるそうだ。湾岸戦争当時のレートと換算しても、90億ドルとは比較にならない額である。

 ずいぶん金を払っているにもかかわらず、ずいぶん中国には嫌われているものだ。別に中国が反日教育を継続しているとか、そういうこと以外にも(もちろんそういうことを含めても)、何かが間違っている気がする。

正しき目的のために

Vine Linux 3.0リリース

まだ各FTPに出回っていないようなので、とりあえずringサーバーから落としてnyに放流してみる。

・・・・まだ誰も取りに来ない。

本来こういうのはBitTorrentを使うといいと思うのだが、国産ディストリビューションではまだ一般的でないようだ。

Tuesday, August 03, 2004

ご利用ガイド

・インターネットバンキングでご利用いただけるブラウザ
(全て日本語に限ります)
OSがWindows95、98、Me、NT4.0、2000、XPの場合
Microsoft Internet Explorer 4.01、5.0、5.01および5.5以上、
もしくはNetscape Communicator 4.51~4.75がご利用になれます。

しかも「モバイルバンキング」って、iモードしか使えないのかい。

だみだこりゃ。
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 よく考えたらここのコンビニが5年ほど前、ネット書籍販売業に手を出したときもずいぶんトラブったんだったなあ。そろそろ「学習」しよう。

同じじゃなきゃいいんだろ。

全閣僚が食中毒なら大変、昼食会の「刑務所ランチ」中止

 旅客機のパイロットなどでは、機長と副操縦士は同じ食事をとらない、とどこかで聞いたことがある。しかし、そういうからには今まで全閣僚は同じ食事をとっていなかったのだろうか。

 どうせなら府中刑務所だけじゃなくて、全国の刑務所から選りすぐりの一品を全閣僚で召し上がるようにすればいいのでは、と私などは考えてしまう。

Monday, August 02, 2004

ネタ作り。

 ネタ作りのために、セブンイレブン系列、アイワイバンクの口座をつくってみた。来年から(たぶん)忙しくなるから、まあ24時間ATMが使えるのは普通に魅力的だったせいもある。
 申込書投函してから、丁度10日経った今日、カードが送られてきた。丁度汗だくで面接に行っていたときに配達記録郵便が来たようで、不在連絡票を持って山鼻郵便局へ。

 封を破って、カードを見る。「お客様支ID」の次に「バラ支店」と書いてある。なんだこりゃ。よくよく読むと、口座を開設した月によって支店の名前が振り分けられるらしい。素直に怪しい。

 帰りに寄った7-11のATMで、とりあえず2,000円預け入れしてみる。平日1900時から0700時までは、月3回まで預け入れ手数料は0円とのこと。これはまあまあの線だろう。

 帰宅してから、早速Mozilla Firefoxでサイトに接続。

 この銀行、月一回、明細表を送らせるだけで口座維持手数料を取られるが、インターネットによる残高照会、利用履歴照会のみを利用する場合、手数料は不要である。カードに書いてあるお客様IDと、申込書に書いた暗証番号を入れ、改めてパスワードを入れる。しかし、パスワード6ケタの数字というのが、微妙に記憶しにくくイヤなところである。

 しかも、Firefox上での挙動がどうもおかしい。ログアウトボタンが無効である。

 仕方なくIEで再ログインしたら、「ただいまあなたはログイン中なので15分経ってからまた来てください」みたいなことが出てくる。おい。その15分の間に誰かが回線に割って入って来たら、ごっそりやられるんちゃうか、という一抹の不安がよぎるが、そのために少額の入金にしといたのである。ここは腰を据えて待つことにする。

 15分経過後、再び純正のIEを用いてログイン。今度は会員メニューをフルに閲覧することが出来、ログアウトも無事完了した。

【苦言】
1.お客様ID、口座番号、暗証番号、パスワードと管理すべき項目がありすぎだ。老人には勧められない。
2.シワをよく伸ばさないとあのATMは受付してくれなさそうだ。
3.せめて利用明細はExellで管理可能なカンマ区切り形式とかを提供して欲しい。
4.まあそんなこったろう、とは思ったがIE以外のブラウザで上手く利用できない。


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 やはり「売上金回収箱」であろう。

マクロ考。

 以前書いたように、bloggerのエディタが全く使い物にならなくなってしまったが故に、まずここの文章は「秀丸」上で編集し、その後コピペという手順を踏んでいる。

 blogを書く上で、文章のある部分にリンクを張る、という行為が頻繁に必要になるときがある。それこそ以前はbloggerのWebエディタがかなり手頃だったのだが。

 仕方がないので、自分でマクロをいじって「秀丸」に実装することにした。まずは秀丸のマクロライブラリを当たって見たのだが、どうも私の必要するものと微妙に挙動が違う。
 いくつか存在するHTML編集用のライブラリと、「『秀丸』を100倍生かす強力マクロの使い方」を参考にしながら、何とか自分の思い通りの挙動をするものをつくってみた。

 ついでに、ASINコードと画像ファイル名を入力するだけで簡単にAmazonアソシエイト用リンクを作成できるマクロも作成。同様の機能はAmazonがWeb上で提供しているが、大げさすぎる。そんなものローカルでつくれるようにしたかった。
 アソシエイトに加入してみてわかったが、画像を使うときAmazonの鯖に直リンしてはいけないのである。いちいち、自分で画像用の鯖を用意して、しかるのちAmazonから画像ファイルを「借りて」そのサーバーへ移し、リンクを張らなければならない。つまり、自分のサーバーに負担をかけねばならない。

 そこまで世の中甘くない、ということか。
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今日の一冊


面接試験

 二日前に外の病院を受験。そして今日は自分のところの大学病院の面接日だった。

 外病院の方の面接では、かなり紋切り型の質問をされた。おそらく他の受験者と不公平にならないようにとの配慮からだろうが、面接官の単発の質問(たとえば、「~についてはどう思うか」とか)について、とうとうとしゃべらされるのはかなり厳しい体験だった。
 面接官から厳しいツッコミがあった方がまだましで、それはコミュニケーションの成立する余地がある、ということになる。正直所属していた部について、「それが何かの役に立つのか」といわれた時が一番答えやすかった。

 本日の面接は「もともと落とす気がない」事が分かり切っているため、一応一年間の関連病院出向はどこへ行きたいか、大学病院ではどの科を重点的に研修したいか、といった確認的な意味合いが強かった。当然、面接官(ポリクリで習った先生だ、もちろん)と、会話のパス交換は実にスムーズに進んだ。

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 何も言われないのが一番つらい。

一安心

少なくとも、術後経過は順調のようだ。