1月である。
そろそろ、どこの6年生のblogを見ても、それぞれのやり方で「余裕を無くしている」さまが観察できて、やはりオレだけではないのかと気づき、それはそれで大いに楽しいのだが、1日からネタで始めてしまった以上少しまじめに書いてバランスをとることにする。
多くの人々が1月から日記を書き始める。公衆の目に触れるblogというものと、純粋に私的なことを備忘録として書きつづる「日記」というものは本質的に区物されるべきもので、後者は「読み手」の緩やかな強制力が働かない分、続けるのが非常に難しい。
私は毎年一冊、見開き4日間の日記帳を購入する。別に自筆でその日あったことを書き込もうというのではない。そういう試みは、まず成功しない。
都市に住み、他人の作ったものを食らうと言うことはとりもなおさず、金を使うと言うことだ。金を使えば、多くの場合レシートをもらえる。つまり、レシートを日記帳の日付欄に貼り付けているのだ。
この日記帳を整理して、交遊費にいくら使っただの、食費にいくら、軍事費がいくらだのと細々とした「家計簿」にすれば小金が貯まって良いのだろう。だが、元々「使うときには使う」性格なので、そのようにはしていない。
しかし、札幌で一人暮らしを始めてから都合7冊、このレシート帳が存在するわけで、そのページを繰ってみると、自分がその日、どこにいて、どんなことを考えて経済活動を行っていたのがが、おぼろげながらも思い出されてくる。そのくらいの効用はあるものだ。
引っ越しに備えて、そろそろ自分の身の回り品を処分しなければならないときが来ている。だが、この多分にかさばるレシート帳を捨てるべきなのかどうか、今ひとつ踏ん切りがつきかねている。
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カードの利用明細なども、とりあえず張りまくっているので、捨てるときはよほど注意して「焼く」かどうかしないと、個人情報から体重まで丸裸にされそうで怖い、ということも理由の一つである。
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