Friday, December 15, 2006

「避けるべき自殺報道」の好例

 以前「死んだら負け」というエントリーで紹介した自殺報道の「避けるべきこと」である。

 今日たまたまwebを巡回していたら、代表的な記事を見つけたので、ここに示しておく。

 少なくとも「遺書や写真を公表しない」「使用された自殺手段の詳細を公表しない」などの項目には明確に抵触していると思われる。

 医療事故・裁判がらみというファクターはあるものの、これだけ典型的なタブーを医療ジャーナリズムが犯していいものだろうか。こういった手段を用いなければ(報道機関として)本当に伝わらないものがあると考えたのだろうか。日経BP社には再考を求めたい。

病院前で患者が抗議の焼身自殺 -6年におよぶ医療訴訟の果ての決断-

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