Monday, December 20, 2004

本当にこわい家庭の医学

 たけし師匠のやっている方じゃなくて、Yahoo!の「家庭の医学」がすざまじい。

 試しに「子供の病気」から「麻疹(はしか)」を引いてみよう。なになに、「一般的な治療法」だ?

以下一部引用:
1)発熱
 発熱時のために解熱剤(アセトアミノフェン)が処方されます。
 (体重10kgの場合)
 ・アンヒバ坐薬(100mg) 1個/回
 38.5℃以上の時使用。次の使用まで8時間以上あける

 おいおい、コレさえあれば半分医者できるじゃねえか。

 確かに、別に医者でなくても金さえ出せば「今日の治療指針」を買うことはできる。そう言う意味では、今の時代、薬の処方量なんて秘密でも何でもない。

 先輩諸兄のお話を拝聴すると、おそらく「だったらアンタの方で勝手に処方書いて○ンキ・ホーテで薬買ってこい」と言いたくなる患者様には、この先多く出会うことになるのだろう。下手すると「Yahoo!にはアンヒバって書いてあるのに、何でうちの子供には出してくれないんですか先生!」という患者様がこの先現れないとも限らない。この際ついでにYahoo!の方で「処方箋の偽造法」ってカテゴリ設けてくれれば完璧だ。

 実はそれこそ小児医療を立て直す鍵だったりして。
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 コプリック斑とか永山斑とかチンギス斑とか天津斑とか、もうそろそろ・・・。

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