最近の時間割では、選択科目の関係で朝一講目が空くことが多い。
朝が弱い私にとっては都合がよい。
薬理学の関係から、私はPC12cellという一種の腫瘍細胞におけるSir遺伝子の発現を研究させてもらうことになった。言っている私にも何のことかあまりはっきりとはわからんのだが、これはテロメアーゼ活性の調節によって寿命を延ばす働きがあるかもしれない、ということである。つまり、現代版「不老長寿の薬」といったところか。そんなもん作ってどうするのか、という気がしないでもないが、世の中には「早老症」と呼ばれるいくつかのタイプの遺伝子疾患の人がいて、今のところその病態もよくわかっていない。その治療のためには、やはりこういうものが必要なのである
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