水曜日の午後、学生健康診断があった。
4年生からは、ツベルクリン反応(ツ反)と血液検査が項目に加わり、より面倒になる。
およそ小学生の時以来、あの痛い皮下注射を打たれた。
その日の夕刊には、「ツベルクリン反応、学童期の一斉検査廃止へ」という大きな記事がでた。全く、打つ前に言ってくれよ、そういうことは。
それはともかくとして、翌日、大学祭の広報(外回り)で、札幌市を縦横に駆けめぐっていると、なんだかツ反の部位がやけに痛く腫れてくるではないか。これはやばい。おそらく疲労のせいだろうが、万が一栗粒結核だとすると、・・・・。
本日、判定にいってみると、53mmの強陽性(+++)。
私はある意味、覚悟を決めたが、保健婦殿からは「よく冷やしといてください、それから、あなたの標準値として53mmという値を記憶しておくように」ということを言われた。
そもそも私は、I型のアレルギーにめちゃめちゃ反応性がある体質で、手の甲を一カ所でも蚊に刺されようものなら、二日後にはまずグローブのように腫れ上がり、まず利き手で鉛筆やお箸をにぎるといったことは不可能になる。
つまり、「そういう人だった」ということで終わったが、何というか一抹の不安が残る一日であった。
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