Monday, May 06, 2002

一つの時代

今日、三立製菓の缶入りカンパンの賞味期限が2002年3月で切れているのを発見した。
 元々、「1999年7の月」と、「2000年問題」に備えて購入したものだが、私の期待に反して何も起こらず、カンパンの缶を開けることになったのは感慨深い。
 そもそも、「世紀末思想」というのは、「原罪思想」とも通じる人間の破滅的欲求の現れではなかったろうか。そうだ、我々はあれを確かに期待していたのだ。
 今、カンパンのおまけ(唾液の分泌を促すため)についている氷砂糖をなめながら、そんなことを考えた。

 今度蓄える非常食は、やはり米軍採用のMRE(Meal Ready-to-Eat)がいいだろうか。

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