Sunday, May 19, 2002

落とし前を、つける

今日は、以前から気になっていたことを修正した。
あまり大したこととはいえないが、それなりに時間を食った。

sapmedにおいていた日記の完全消去と、それに伴う
http://www.sapmed.ac.jp/~????
のindex.htmlを改変することである。
これだけなら、ちょっとサーバをいじったことのある方なら、「ああ、なんだそんなことか」と言われることであろう。

 しかしながら、去年秋のクラッカー騒動以降、大学の中央サーバには以下のような制限が加わった。
1.ftp全くだめ
2.学外からのtelnetおよびSSH弾く

これはどういうことを意味するか。
まず、ftpがきかないことであるが、とりあえず「ffftpなどによるファイル削除・追加が行えなくなった」といったらわかりやすいだろうか。もう少し本質的なことを言えば、手元のコンピューターで作ったファイルを、中央サーバに置くことができなくなった。
 また、2は自宅から直接大学のサーバをいじることができなくなった、ということを意味する。

 つまり、大学の学生用端末Mac OS X(telnetが実装されているのは、他に図書館の荒れ放題なWin98マシンぐらいである)からtelnetのCUI(カチャカチャ手動で"cd" "dir"などのコマンドを打ち込むやり方)経由で、中央サーバ上において"index.html"を作成しなければならなくなった。


 従って、エディタは「vi」を使用せざるを得なかったが、これでまともなファイル一つ作るのが、現代のGUI世代にとってどんなに神経を使うことか。たとえるならば、「PS2対そろばんゲーム」である。

 そもそも多くの人にとってviなんか、その存在自体知らないであろうが、
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=utf8&oe=utf8&q=vi+%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF
でも見てその雰囲気を味わってほしい。

 とにかく、「スンマソン、このページ閉じました。何か文句あるなら打電せよ」というだけの内容の英文HTMLを書くのに、約70分を要した。

 全く、これというのも、、もとを質せば、シンガポールだかインドネシアだかの串まで通してやってきた糞クラッカーのせいである。

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